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稲作経営科のオーストラリア研修第1弾は、現地の稲作大規模経営体への視察から始まりました。
11月16日、シドニー空港到着後直ちにバス移動し、550kmの長旅を経てオーストラリアの代表的な稲作地帯であるリートン(Leeton)に到着。
11月17日にドレイパー農場を見学しました。
農場主のドレイパーさんは稲作経営歴40年のベテランです。1984年に土地を購入し経営を始めたそうです。経営規模は、日本とけた違いのスケール。700haの農地で稲作を中心に、なたね・大麦・エン麦を栽培しています。
この季節はちょうど稲のは種作業時期で、広大な面積を計画的に作業していきます。早い時期には種したほ場では6葉程度まで生長しており、実際にほ場の生育状況を確かめることができました。
稲作に欠かせない灌漑用水は、オーストラリアにおいては多くのルールがあり、多大な経費が掛かるそうです。当地の高度な灌漑システムを学ぶと共に、日本の風土がいかに稲作に適しているかを知る機会にもなりました。
【ドレイパーご夫妻 大変お世話になりました。】
【小型飛行機をバックに研修中!この飛行機は趣味用で、作業用は別に格納されているそうです。さすがAus💦】
【条播方式での乾田直播栽培も行っていました。】
【日本の乾田直播水稲に類似した稲姿ですね。】
【購入価格1億円のCase Hi製ハーベスター。稲作経営科の学生を比較対照にワンショット。標準体型の学生が小人に見える程スケールが大きい!】