【農大】農大生の”4つの力”を伸ばそう

　本校では、「仕事力」「人間力」「課題解決力」「創造力」の4つの力を醸成することを教育目標に掲げています。

　この達成に向けて、新春1月5日に「個性等に応じた学生指導」をテーマとして、学生一人ひとりの特性を踏まえた指導方法の在り方について職員研修を行いました。

　本校では、農業技術を座学だけでなく実習・演習を並行して実施しながら学修していきます。実習・演習の時間は、実に全体の授業時間の内の約6割に及びます。学生は、座学で技術の具体と創造力を、実習・演習で仕事力と課題解決力を、これらと寮生活の中で人間力を会得していきますが、当然ながら得手不得手の分野が出てきます。これは、学生の個性等により学びの習得度が異なるためです。そこで、それらを踏まえながら指導することのポイントを全職員で共有することを研修の目的としました。

　研修では、新潟県立教育センターの名塚悦子指導主事を講師としてお迎えし、指導場面や手法の具体を用いながら分かり易く御講演いただきました。

　名塚指導主事からアドバイスいただいた学生の個性等の把握と学び易い環境を整えるための手法や、事例や演習で得た指導方法や気づきを、各職員が今後の授業に生かしていくとともに、学校全体において「学び易い環境づくり」への取組を進めてまいります。　

【名塚悦子指導主事、丁寧で具体的なお話をありがとうございました。】

【参加した職員も、演習の講師と職員のやり取りに思わず和む・・・笑】