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この度、就農実践技術コースでは、視察研修を実施しました。
地域に根差した農業経営を展開している実践コースを修了された先輩を訪ねてきました。
R3年度にいちご越後姫で新規参入した阿部孝さんのハウス(胎内市)です。
天災や人災、想定外の事があってもすべて自己責任として受け入れ、全力で取り組むという
お話を伺いました。
【育苗中のいちごの苗は10月に定植予定です。】
次に訪ねたのは、今年度からねぎで新規参入した奥村善和さんのほ場(胎内市)です。
干ばつで苦労されているとのこと。周囲からの協力や支援を得て、好条件の農地を借りる
ことができた経緯などから、農業に真摯に向き合う姿勢がとても大切なことを学びました。
【80aの見事なねぎほ場(生育は順調です!6月7日のタイトルでHPで紹介)】
そして、最後に訪ねた伊藤悠介さん(新潟市北区)は、R2年度に親元就農しました。
就農を機に家族経営から「株式会社ユニファーム伊藤」へと法人化し、今年度新設した
300坪の鉄骨ハウスで、最新の環境制御装置や秋作のトマトを視察しました。
法人化することにより、働き方の改革、家計と分離した事業を数字で把握することや
中長期計画の設定で経営の方向性を明確にするなど、事業運営の視点を学びました。
【環境制御ハウスで順調に生育中の秋作トマト】
今回の視察で訪ねた3人の先輩方は、就農実践コースで作成した経営計画を
着実に実践していました。3人ともサラリーマンからの転身でしたが、すっかり
地域農業に溶け込み、農業経営者としての横顔もチラリと見えるくらいで
これからの活躍がとても期待されます。
今年度受講生のみなさんも後に続いてくださいね~!