畜産研究センターには、国の天然記念物に指定されている蜀鶏(とうまる)という鶏がいます。
羽根、くちばし、脚が黒色で、長く美しい鳴き声が特徴です。長く鳴くのは雄の方で、10秒から15秒程度、「コケコッコーーーーー」と最後の「コー」の部分を長く鳴きます。日の出と共に鳴き始めるため、その昔は朝を教えてくれる目覚まし時計のような役割を持ち、県内で広く飼育されていたそうです。
現在では、主に愛玩鶏として飼育されています。また、にいがた地鶏の親鳥として地鶏肉の生産にも貢献しています。
蜀鶏の雄
蜀鶏の雌
蜀鶏を飼育する鶏舎