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【畜産研究センター】期待のイネWCS専用品種「つきはやか」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0694725 更新日:2024年9月30日更新
イネ発酵粗飼料(以下、イネWCS)は、田んぼの多い新潟県で作るのに適した自給粗飼料です。現在、県内ではイネWCS用の品種として、本来主食用であるコシヒカリが多く作付けられています。

近ごろ育成されたイネWCS専用品種「つきはやか」は、昨年度から県内でも栽培が始まっています。主食用のコシヒカリよりも丈が長く、穂が小さく、飼料特性も優れるなどの特長から、期待が高まっています。

今年度は、多肥栽培やサイレージの作製を含めて試験継続中です。今後、農業者の方に安心して生産してもらえるよう本県向けの栽培管理方法ガイドラインについて検討する予定です。

つきはやか水田

出穂期頃のコシヒカリと「つきはやか」(長稈で葉色濃い)

周囲は「新潟次郎」

コシ倒伏

「つきはやか」は倒伏していません

つきはやか穂

「つきはやか」は短穂型です

サイレージ

サイレージを試作しています

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