厚生労働省大臣官房統計情報部は、「平成19年人口動態統計月報年計(概数)の概況」を、平成20年9月3日に公表しました。この公表内容に基づき、新潟県に住所を有する者に係る人口動態の概要を取りまとめました。
概要
- 出生数は減少
出生数は18,724人で、前年より261人減少した。出生率(人口千対)は7.8で前年の7.9を0.1ポイント下回った。合計特殊出生率は1.37で、前年と同じだった。全国平均は1.34と前年を0.02ポイント上回った。全国順位は26位(前年は21位)となっている。母の年齢階級別の内訳を見ると、35~39歳、40~44歳以外の全ての年齢階級で前年を下回った。
- 死亡数は増加
死亡数は25,126人で、前年より1,187人増加した。死亡率(人口千対)は10.5で前年の9.9を0.6ポイント上回った。
この結果、自然増加数は、6,402人の減となった。(前年は4,954人の減)
- 死因の動き
死因の上位10位は
- 悪性新生物
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 肺炎
- 不慮の事故
- 老衰
- 自殺
- 腎不全
- 慢性閉塞性肺疾患
- 糖尿病で、昨年と変わらなかった。
自殺は767人で前年より29人増、死亡(人口10万対)率は32.0(前年30.6)で全国6位であった。(前年7位)
- 婚姻数、平均初婚年齢
婚姻数は11,192組で前年より245組減少した。平均初婚年齢は男性29.9歳(前年29.7歳)、女性が28.0歳(前年27.9歳)で、夫は前年より0.2歳、妻は0.1歳上昇した。
- 離婚数
離婚数は3,506組で前年より154組減少した。離婚率(人口千対)は1.46(前年1.52)で前年を0.06ポイント下回り、全国順位は平成15年から5年連続して全国最低であった。(平成14年は島根県が47位、新潟県は46位)
※ 合計特殊出生率
15歳~49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもの。
<外部リンク>
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