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平成30年度海水浴場(開設中)の水質調査結果

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0346637 更新日:2019年3月29日更新

平成30年度の海水浴場(開設中)の水質調査結果がまとまりました。

 毎年、県内の主な海水浴場の水質を把握するため、海水浴場の開設前と開設中に市町村が水質調査を行い、県が結果を取りまとめています。
 今年度の海水浴場開設中に調査した結果は、すべての海水浴場が海水浴に適する良好な水質でした。

調査項目

 ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度
 (参考項目:水素イオン濃度(pH)、病原性大腸菌O-157)

調査結果

[平成30年度の海水浴場開設中調査結果の概要]

  • 7月中旬から8月上旬に、10市町が41か所の海水浴場を対象に水質調査を行いました。
  • 水質判定基準に基づき判定したところ、41海水浴場のうち、「適」は35か所で、「可」は6か所、「不適」はありませんでした。
  • 病原性大腸菌O-157が検出された海水浴場はありませんでした。〔過去5年間の水質判定結果〕
調査年度 平成26 平成27 平成28 平成29 平成30
判定
区分
水質AA 9 8 13 9 18
水質A 13 15 13 23 17
水質B 20 19 16 9 6
水質C 0 0 0 0 0
不適 0 0 0 0 0
調査箇所数 42 42 42 41 41

過去3か年の海水浴場ごとの水質判定結果は、以下のとおりです。

調査結果の画像

別図(調査を実施した海水浴場の位置)[PDFファイル/228KB]

水質判定の基準

 環境省が定めた基準に基づいて、5段階で水質を評価しています。
 水質AA及び水質Aは「適」、水質B及び水質Cは「可」、それ以外は「不適」に区分します。
 水質の判定については、下記の表に基づいて以下のとおりとします。

  1. ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、CODまたは透明度のいずれかの項目が「不適」であるものを、「不適」な水浴場とする。
  2. 「不適」でない水浴場について、ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、CODおよび透明度によって、「水質AA」、「水質A」、「水質B」あるいは「水質C]を判定し、「水質AA」及び「水質A」であるものを「適」、「水質B]及び「水質C]であるものを「可」とする。
    • 各項目の全てが「水質AA」である水浴場を「水質AA」とする。
    • 各項目の全てが「水質A」以上である水浴場を「水質A」とする。
    • 各項目の全てが「水質B」以上である水浴場を「水質B」とする。
    • これら以外のものを「水質C」とする。

水質判定の基準の画像

(注)判定は、同一水浴場に関して得た測定値の平均による。
 「不検出」とは、平均値が検出下限未満のことをいう。
 透明度(*の部分)に関しては、砂の巻き上げによる原因は評価の対象外とすることができる。

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