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調査船により沿岸・沖合の海洋観測を実施し、海域別に水深毎の水温・塩分等のデータを収集しています。また、県内各地の産地市場などで水揚げされた漁獲物の情報を分析し、漁獲動向をまとめています。
収集したデータと解析結果については、漁海況情報として広報しています。
急潮は、沿岸域で突発的に発生する強い流れのことで、定置網の破損や流失などの漁具被害をしばしば引き起こしています。急潮による被害を軽減するため、九州大学応用力学研究所の海況予測モデルDreamsや気象情報等を踏まえ、急潮が発生すると予想される場合には、定置漁業関係者など関係機関に急潮予報情報を提供したり、大型定置網の漁場において潮流の計測を行ったりしています。
県内の大型クラゲの来遊状況を把握し、漁業者に情報を提供します。