カナフグ(フグ目フグ科)
カナフグ
水産海洋研究所撮影
全長:64.1cm 体重:3968g
特徴
学名:Lagocephalus intermis
- 体の背側は淡褐色で黒点が無く、背鰭のつけ根は濃褐色。
- 体の腹側は銀白色で、体側中央は黄色みを帯びる。
- 鰓孔が黒い。
- 腹面には小粒状突起がある。背面は円滑で棘は無い。
- 尾鰭の後縁はほとんど湾入しない。
- 鼻孔は2個。
- 体長は60cm以上に達する。
漁獲の状況
漁獲日時:平成24年7月26日
漁獲場所:新潟市
漁業種類:小型定置網
情報提供:新潟市保健所食の安全推進課より情報いただきました。
その他
- 日本近海産の本種は肝臓が強毒ですが、肉、皮および精巣は無毒で可食部位とされています。ただし、南シナ海産の本種は肉は弱毒との報告があります。
- 本種は、肉、皮、内臓が強毒であるドクサバフグとよく似ているため、鑑別には十分な注意が必要です。
- フグの調理は、専門的な知識と技術が必要です。フグを調理したり、他人に譲ったりしないでください。
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