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Q1-3 ひび割れが貫通することで放射性物質を閉じこめる機能は損なわれないのか

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0043401 更新日:2010年11月17日更新

ご質問

貫通ひび割れが発生したということは、建物内を負圧として、内部の放射能を外部に漏らさない機能に多大なる負荷を与えるのではないか?
(地震時など換気機能に支障が生じることも考えられるが、それでも「閉じこめる」機能に問題ないと言えるのか。)

小委員会の議論の状況等

(委員意見)
壁の安全性という観点から、ひび割れが貫通しているか否かは重大な問題ではないか。
(東電説明)
今回確認されたひび割れの幅は狭いため、入射した放射線は、ひび割れの凹凸面により散乱されることから、壁の遮へい機能が大きく損なわれるものではない。また、地震によるひび割れは、すべて適切に補修した。

技術委員会の評価

今回の貫通ひび割れは、いずれも建屋の中の壁に生じたものであり、外壁に生じているひび割れではないことも確認した。
技術委員会としては、今回の貫通ひび割れによって、放射性物質を閉じこめる機能が損なわれることはないと判断した。


技術委員会の「5号機の設備健全性及び耐震安全性の評価」はこちらをご覧ください
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