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上越地域の感染症情報をお知らせします

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0270386 更新日:2024年5月17日更新

 新型コロナウイルス感染症に注意しましょう

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 令和5年5月8日より、新型コロナウイルス感染症は5類感染症となり、全数報告から定点報告へ変更になりました。

 定点当たりの報告数が上越管内では2.63となっています。引き続き注意が必要です。

 

 新型コロナウイルス(covid19)の感染によって起こる感染症で、飛沫感染、接触感染により感染が広がります。多くの場合、無症状または鼻水や咳、咽頭痛などの風邪様症状を伴う軽症が主ですが、38度以上の発熱頭痛、関節痛、倦怠感などの全身の症状が急速に現れます。

 ほとんどは自然治癒すると言われていますが、重症例では急性呼吸窮迫症候群や敗血症、多臓器不全を伴うことがあります。

 予防として、部屋の換気や外出後や食事前には手洗い、うがいをしっかりと行いましょう。また、必要時マスクの着用や、症状がある場合は咳エチケットを心掛けるなどの感染対策が推奨されています。

新型コロナウイルス感染症の関連情報はこちらから

 新型コロナウイルス感染症について 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が流行しています

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定点当たりの報告数が上越管内で8.20と増加しています。十分な注意が必要です。

 咽頭結膜熱は発熱・咽頭炎(咽頭発赤、咽頭痛)及び結膜炎を主症状とする急性のウイルス感染症です。アデノウィルス3型が主ですが、他に4,7,11型なども本症を起こします。発生は年間を通してありますが、特に夏季に流行が見られます。

 感染経路としては、発病者の唾液や鼻汁への接触及び飛沫感染やタオルを共用したことによる感染があります。

 予防として、外出後や食事前には手洗い、うがいをしっかりと行いましょう。また、発病者とのタオルの共用は避けましょう

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の関連情報はこちらから

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について(上越保健所)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは(国立感染症研究所)<外部リンク>

感染性胃腸炎に注意しましょう

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定点当たりの報告数が上越管内で9.20と増加しています。十分な注意が必要です。

感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。原因となる病原体には、ノロウイルス(Noro virus)、ロタウイルス(Rota virus)などのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。
 感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。
 特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。
 乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。おう吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。

 感染予防として、トイレ後や調理・食事前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。

 また、ロタウイルス感染症については、令和2年10月から定期予防接種の対象疾患になりました。(令和2年8月以降に生まれた0歳児が対象。それ以前は任意接種。)1価ワクチンは2回、5価ワクチンは3回経口投与します。対象年齢になった方は、早めに接種することをお勧めします。

感染性胃腸炎の関連情報はこちらから

感染性胃腸炎(ノロウイルス)について(上越保健所)

感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎を中心に)<外部リンク>

全県の情報はこちらから

○警報発令(継続):大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。

○注意報発令:流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生することを流行の発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示します。

 

 

 

 

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