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環境ホルモン
- 外因性内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)は、科学的に未解明な点が多く残されているものの、人や野生生物の正常なホルモン作用をかく乱し、生殖機能を阻害するなど悪影響を及ぼす可能性があるとされています。
- 県では、平成10年度から12年度にかけて、県内の河川における環境ホルモンの存在状況を調査し、13年度以降、検出頻度の高かった項目及び魚類への内分泌かく乱作用を有することが推察された物質を中心に、代表的な河川で水質及び底質のモニタリング調査を行いました。
さらに、19年度までの調査結果を踏まえて、20年度から25年度※まで、県内19河川で調査を行いました。
※23年度に調査項目を変更。 - 26年度からは、3年間かけて、県内7海域10水域で調査を実施しました。
26~28年度の調査計画
- 調査地点
県内7海域10水域 - 調査項目
水質:2,4-ジクロロフェノール、アルキルフェノール類、ビスフェノールA
26~28年度の調査計画はこちら[Excelファイル/32KB]
これまでの調査結果
26~28年度調査
26~28年度調査結果の概要
2,4-ジクロロフェノール、アルキルフェノール類、ビスフェノールAは、すべての地点で検出されなかった。
訂正情報 平成28年1月6日
平成27年9月16日に採水した西頸城地先海域No.3地点及び同No.6地点のノニルフェノールは、有効な測定ができなかったことが判明したため、「欠測」としました。
23~25年度調査
23~25年度調査結果の概要
1 水質
- 2,4-ジクロロフェノールは、すべての河川で検出されなかった。
- アルキルフェノール類のうちノニルフェノールは、1河川で検出された。(検出濃度:0.05μg/L)
- ビスフェノールAは、3河川で検出された。(検出濃度:0.01~0.03μg/L)
2 底質
- 2,4-ジクロロフェノールは、すべての河川で検出されなかった。
- アルキルフェノール類のうちノニルフェノールは、4河川で検出された。(検出濃度:10~49μg/kg)
- ビスフェノールAは、3河川で検出された。(検出濃度:5~12μg/kg)
※水質、底質とも、検出された物質の濃度はすべて過去の調査結果の範囲
過去の調査結果
- 20~22年度調査結果[Excelファイル/26KB]
- 19年度調査結果[Excelファイル/31KB]
- 18年度調査結果[Excelファイル/27KB]
- 17年度調査結果[Excelファイル/31KB]
- 16年度調査結果[Excelファイル/37KB]
- 15年度調査結果[Excelファイル/42KB]
- 14年度調査結果[Excelファイル/37KB]
- 13年度調査結果[Excelファイル/44KB]
環境省における取組方針
- EXTEND2010における取組み<外部リンク>
- 化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について-ExTEND2005-<外部リンク>
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