新潟県内における化学物質の排出量及び移動量（PRTRデータ）

印刷文字を大きくして印刷ページ番号：0047913 更新日：2019年3月29日更新

平成27年度PRTRデータの集計結果

平成29年9月12日
新潟県県民生活・環境部
環境対策課

　「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」第8条第5項の規定に基づき、新潟県内における平成27年度の化学物質の排出量等の状況をとりまとめましたので、お知らせします。

平成27年度は、992事業所から届出がありました。
（参考：全国では35,274事業所で、新潟県の占める割合は2.8%）

27年度における化学物質の届出排出量は、2,718tでした。
これは、全国の届出排出量（154,176t）の1.8%です。
また、26年度と比較すると0.4%増加しました（図1・図2）

届出排出量の画像1
図1　届出排出量の推移（新潟県：排出先別）

届出排出量の画像2
図2　届出排出量の推移（全国：排出先別）

届出排出量が多かった化学物質は、トルエン、トリクロロエチレン、キシレン、マンガン及びその化合物の順でした。全国と比較して、これまで同様トリクロロエチレンの排出量が上位となっていることが特徴です（図3・図4）

届出排出量が多かった上位10物質の画像1
図3　届出排出量が多かった上位10物質（新潟県：排出先別）

届出排出量が多かった上位10物質の画像2
図4　届出排出量が多かった上位10物質（全国：排出先別）

合計排出量の画像
図5　排出量の合計（新潟県）

届出排出量と国が推計した県内の届出外排出量（届出対象外事業所、家庭、移動体）との合計は7,634tで、約6割が届出外排出量でした（図5）。