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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号36)
山の名前が日本国(珍風景番号36)
村上市小俣集落の北に新潟県と山形県を隔てる標高555mの山があります。その名はなんと「日本国」!
山名の由来はいくつかあります。例えば
古代、この場所が大和朝廷と蝦夷地の境だったからという説。
飛鳥時代、蘇我氏の圧政に身の危険を感じた蜂子皇子(はちのこおうじ)が、ここに隠れ住んだからという説。
江戸時代、ここで捕られた鷹の見事さから、当時の将軍がこの山を日本国と名付けたという説・・・
どの説にも歴史とロマンを感じます。
この日本国、もちろん登ることもできます。
小俣集落登山口から山頂までのおよそ1時間30分。
山開きは標高の555mに因んで毎年5月5日です。
また、日本国の麓には「日本国麓郵便局」があります。
ここで押してもらえる「日本国麓」の消印をお目当に訪れるお客さんも多いとのことです。
みなさんも、日本国を登りに出かけてみませんか?
これまでの珍風景
珍風景番号35(掲載を終了しました)
真実の口発見!?ローマじゃなくて粟島で。(珍風景番号34)
岩肌が顔みたいに見える岩を粟島で発見!手を入れたら噛まれる?!
掲載日:平成24年4月20日
村上駅前にある有名なやぐらに隠された秘密!(珍風景番号33)
村上駅前にある「やぐら」のオブジェ。「村上駅」の文字に隠された秘密とは?
掲載日:平成24年4月13日
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冬しか見られない粟島の風物詩!寒ダラがズラ~っ。(珍風景番号31)
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掲載日:平成24年3月30日