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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号31)
冬しか見られない粟島の風物詩!寒ダラがズラ~っ。(珍風景番号31)
人口約350人、周囲22kmの日本海にぽっかり浮かぶ小さな島、粟島。漁業を主産業のひとつとするこの島は、湊町の集落ならではの家々が密集した街並みが続きます。
冬の粟島を散策していると、どの家にも軒先に魚の開きらしきものが干されています。まるで「のれん」のように軒先にずらっと並んだこのお魚。地元の方にうかがうと、粟島の冬の漁の定番のお魚「寒ダラ」なのだそうです。干すとこんな形になってしまうんですね。冬期間、粟島で大量に揚がるこの「寒ダラ」を、天日干しにし、保存しておき、食べたいときに水で戻してお砂糖と醤油で甘辛く煮付けていただきます。また、そのまま食べても、ビールのおつまみに最高なのだとか。
島の西側の集落である「釜谷」集落に訪れると、軒先ではなく、海近くの広場に各家の「寒ダラ」が約50メートルに渡りまとめて干されていました。軒先に「のれん」のようにぶら下がる「寒ダラ」もおもしろいものですが、大量にずらーっと並んだ「寒ダラ」も圧倒されます。
この「寒ダラ」が並ぶ珍風景は、毎年2月初め頃~3月一杯まで粟島で見られます。
※乾いた順に取り込んでいくので、ずらっと並んでいる状況は、3月上旬くらいまでです。
釜谷集落でみられるずらっと並んだ「寒ダラ」
軒先にぶら下がる「寒ダラ」はまるで「のれん」のようだ。
これまでの珍風景
新潟県最低山?稲荷山(珍風景番号30)
標高なんと15,800ミリメートルの国土地理院も認める「稲荷山」です。
掲載日:平成24年3月23日
城下町村上の歴史。片町に残る首切り場跡。(珍風景番号29)
村上市片町に江戸時代の首切り場の供養塔が今もなおあります。
掲載日:平成24年3月16日
北限の茶処村上ならではの逸品。紅茶のソフトクリーム。(珍風景番号28)
村上のお茶でできた「雪国紅茶」の「紅茶ソフトクリーム」が村上のとあるお茶屋さんで味わえます。
掲載日:平成24年3月9日
村上駅前の看板ばあちゃん(珍風景番号27)
その名も「エバちゃん」。駅前観光案内所へ是非お越し下さい!
掲載日:平成24年3月2日
雪上の結婚式(珍風景番号26)
すべてが雪でできた結婚式。山北でスノーウエディングがおこなわれました。
掲載日:平成24年2月24日
関川に巨大「かまくら」現る!おおいし・どもんこ祭り(珍風景番号25)
4メートル近くの巨大「どもんこ」。2月11日に開催された「おおいし・どもんこ祭り」でつくられたものです。
掲載日:平成24年2月17日
海辺であわがぶくぶくメレンゲ?カプチーノ?(珍風景番号24)
さむーい冬、海辺に現れるこの泡。「波の花」という自然現象なんです。
掲載日:平成24年2月10日
珍風景番号23(掲載を終了しました)
みんなで金色うさぎをつくろう!光兎神社の金箔兎神像(珍風景番号22)
ウサギさんに金箔を貼って願かけをする、体験型お参りです。
掲載日:平成24年1月27日
山北地区の板貝集落でユニークな「さいの神」を発見!(珍風景番号21)
鉈で削ってつくった御神体を山の神様(女神さま)に捧げます。
掲載日:平成24年1月20日