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「つなぐプロジェクト」について
長岡地域振興局管内における「つなぐプロジェクト」の取組について
新潟県では、令和4年3月に本県林業の振興に向けて「新潟県森林・林業基本戦略」を策定しました。
この「戦略」で定められた目指す姿の実現に向けた方針のひとつとして、令和4年度から「つなぐプロジェクト」がスタートしました。
長岡地域振興局管内では、関係者の協力を得て、柏崎市内でひとつの取組を進めているところです。
現在、令和4年度中のプラン策定を進めているとともに、森林・林業・木材産業の振興を図るための研修会の開催や柏崎市民から林業・木材産業及び柏崎市産材を認知していただくためのイベントについて、計画・実施されているところです。
また、次年度以降、管内他地区でも同様の取り組みを展開予定です。
長岡地域振興局管内では、関係者の協力を得て、柏崎市内でひとつの取組を進めているところです。
現在、令和4年度中のプラン策定を進めているとともに、森林・林業・木材産業の振興を図るための研修会の開催や柏崎市民から林業・木材産業及び柏崎市産材を認知していただくためのイベントについて、計画・実施されているところです。
また、次年度以降、管内他地区でも同様の取り組みを展開予定です。
柏崎地区における実施済みの取組
【新規参入普及啓発研修】
スギを主とする当県の人工林は、その多くが成熟し間伐などの手入れを必要としているとともに、主伐再造林の資源循環を行うべき時期に来ています。しかしながら、森林組合をはじめとする既存の林業事業体だけでは、必要な森林整備を行うのに十分とはいえない現状にあります。
このため、令和4年7月29日に林業に関心のある事業体に対し、新規参入のための研修を開催しました。
スギを主とする当県の人工林は、その多くが成熟し間伐などの手入れを必要としているとともに、主伐再造林の資源循環を行うべき時期に来ています。しかしながら、森林組合をはじめとする既存の林業事業体だけでは、必要な森林整備を行うのに十分とはいえない現状にあります。
このため、令和4年7月29日に林業に関心のある事業体に対し、新規参入のための研修を開催しました。
画像左:室内研修。画像右:高性能林業機械を活用しての利用間伐の研修。
【造材研修】
令和4年8月5日に、川上の森林組合をはじめとする素材生産者と川中の製材業者の皆様からご参加いただき、木材流通活性化の目的に造材研修会を開催しました。
川上の事業体は普段行っている造材の視点で、川中の事業体は材を購入する視点で造材位置にテープを巻き、事業体毎の視点の違いを明らかにしたうえで、意見交換を実施しました。
令和4年8月5日に、川上の森林組合をはじめとする素材生産者と川中の製材業者の皆様からご参加いただき、木材流通活性化の目的に造材研修会を開催しました。
川上の事業体は普段行っている造材の視点で、川中の事業体は材を購入する視点で造材位置にテープを巻き、事業体毎の視点の違いを明らかにしたうえで、意見交換を実施しました。
画像左:造材位置の検討状況。画像右:事業体毎に造材位置の決定理由について発表。
【主伐研修】
令和4年10月19日に柏崎地域森林組合及び柏崎木材協会の共催で柏崎市有林で研修会を開催しました。
柏崎市・柏崎地域森林組合・柏崎木材協会の三者は市有林内において「新月伐採の効果の有無を検証する」としていたことから、現地においてその手法について説明がなされました。
併せて、柏崎市産材のトレーサビリティーの明確化を進めるための手法として伐倒木の木口に位置情報などのデータが記録されたICタグを打ち込む作業の実演が行われました。
令和4年10月19日に柏崎地域森林組合及び柏崎木材協会の共催で柏崎市有林で研修会を開催しました。
柏崎市・柏崎地域森林組合・柏崎木材協会の三者は市有林内において「新月伐採の効果の有無を検証する」としていたことから、現地においてその手法について説明がなされました。
併せて、柏崎市産材のトレーサビリティーの明確化を進めるための手法として伐倒木の木口に位置情報などのデータが記録されたICタグを打ち込む作業の実演が行われました。
画像左:伐倒木は上部の枝葉を残し、5か月ほど葉枯し乾燥。画像右:トレーサビリティーのため木口に打ち込まれたICタグ。
【親子森林ウォーキング】
令和4年11月5日に、柏崎市民を対象とした「親子森林ウォーキング」が柏崎市役所主催で開催されました。
集合場所の柏崎市役所ではあいにくの雨模様でしたが、会場である柏崎市石曽根地区(林道黒姫山線から延びる林業専用道葛又線)は曇り空で、無事にウォーキングを楽しむことができました。
道中は森林インストラクターから沿線の植物等について説明があったほか、柏崎地域森林組合による立木の伐採や枝打の実演が行われるなど、柏崎市の自然や林業について体験を通じた学びの場となりました。
なお、石曽根地区の市有林から伐採された木材は、東京オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザや柏崎市役所議場の椅子等に利用されています。
令和4年11月5日に、柏崎市民を対象とした「親子森林ウォーキング」が柏崎市役所主催で開催されました。
集合場所の柏崎市役所ではあいにくの雨模様でしたが、会場である柏崎市石曽根地区(林道黒姫山線から延びる林業専用道葛又線)は曇り空で、無事にウォーキングを楽しむことができました。
道中は森林インストラクターから沿線の植物等について説明があったほか、柏崎地域森林組合による立木の伐採や枝打の実演が行われるなど、柏崎市の自然や林業について体験を通じた学びの場となりました。
なお、石曽根地区の市有林から伐採された木材は、東京オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザや柏崎市役所議場の椅子等に利用されています。
画像左:ご挨拶をされる櫻井市長。市民の皆様とともにウォーキングを楽しまれました。画像右:紅葉の道を歩く市民の皆様。
画像左:林業を知っていただくための枝打作業の実演。画像右:八石山をバックに記念撮影!
【ペアベンチを造ろう!~柏崎市産材に触れる体験~】
令和5年2月25日に柏崎市立博物館において、お申し込みいただいた12組32名のご家族を対象に柏崎市産材を使った木製ベンチづくりが柏崎木材協会主催で開催されました。
参加者の皆様は、墨付け、木材の切断、組み立ての一連の作業に苦労しながらも、世界にひとつだけのベンチを完成させました。
【参加者の皆様のご感想(一部抜粋)】
・私は大工と建築士になりたいので、この体験が役に立つと思います。
・柏崎市の木を使って、椅子を作れて楽しかった。
・楽しかったです。親子のきずなもつないでいただけたと思います。
・サポートもしっかりしていて、家族みんなで楽しめました。
・親子でひとつの物を作るのは、いい経験でした。木の温もりもいい感じで楽しかった。
令和5年2月25日に柏崎市立博物館において、お申し込みいただいた12組32名のご家族を対象に柏崎市産材を使った木製ベンチづくりが柏崎木材協会主催で開催されました。
参加者の皆様は、墨付け、木材の切断、組み立ての一連の作業に苦労しながらも、世界にひとつだけのベンチを完成させました。
【参加者の皆様のご感想(一部抜粋)】
・私は大工と建築士になりたいので、この体験が役に立つと思います。
・柏崎市の木を使って、椅子を作れて楽しかった。
・楽しかったです。親子のきずなもつないでいただけたと思います。
・サポートもしっかりしていて、家族みんなで楽しめました。
・親子でひとつの物を作るのは、いい経験でした。木の温もりもいい感じで楽しかった。
画像左:最初に博物館の学芸員の方から「暮らしと木のかかわり」のお話をいただきました。画像右:ベンチ造りのスタートとなる設計図。
画像左:柏崎木材協会の皆様による丁寧なサポートで、次第にベンチが完成に近づきます。画像右:家族の協力で出来上がった柏崎市産材のベンチ!
柏崎地区「つなぐプロジェクト」のインスタグラム
柏崎地区における「つなぐプロジェクト」の情報発信の一環として、インスタグラムを開設しました。
関係者が森林・林業・木材産業及び柏崎市産材の情報発信を行っていますので、ご覧ください。
なお、ご覧になる場合にはインスタグラムに登録している必要がありますので、ご了承願います。
関係者が森林・林業・木材産業及び柏崎市産材の情報発信を行っていますので、ご覧ください。
なお、ご覧になる場合にはインスタグラムに登録している必要がありますので、ご了承願います。
柏崎市産材の活用及び普及啓発の取組
柏崎市では、東京2020オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザで使用された後に返却された柏崎市産材を木製ベンチとスツールに加工し、柏崎市役所等の公共施設で供用しています。
なお、ベンチとスツールの製作にあたっては、柏崎木材協会のほか、新潟工科大学の学生の皆様からご協力をいただいているところです。
なお、ベンチとスツールの製作にあたっては、柏崎木材協会のほか、新潟工科大学の学生の皆様からご協力をいただいているところです。
詳細は、柏崎市役所のホームページを参照ください。<外部リンク>