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新潟地域

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0260473 更新日:2020年3月26日更新

新潟地域の農業の概要

 管内には、信濃川・阿賀野川による肥沃な新潟平野及び新潟砂丘地帯が広がり、さらに一部は福島県と接しており、都市的地域から山間農業地域まで抱え、米に加えて多様な園芸品目を生産しています。管内の耕地面積は約26千haであり、県全体の約15%。そのうち田が84%を占めています。

新潟地域(新潟市、五泉市、阿賀町)の農業経営体数と経営耕地面積

項目 平成22年 平成27年

農業経営体数  [単位:経営体]

9,306

7,863

経営耕地面積 [単位:a]

2,412,225 2,328,965

資料:農林業センサス

  注:1a(アール)=100m2(平方メートル)

主な農産物

日本なし

旬な時期:8月上旬から翌年1月日本なしの写真

主な産地:新潟市(北区、江南区、秋葉区、南区)

 信濃川、阿賀野川流域の肥沃な沖積地帯を中心に栽培されています。主に「幸水(こうすい)」「豊水(ほうすい)」「新高(にいたか)」「二十世紀(にじっせいき)」「新興(しんこう)」をリレー出荷しており、どれも甘くてみずみずしいと人気があります。新潟市南区と江南区では、光センサー選果システムで糖度・着色を1玉ずつ測定・選別し、定品質化を実現しています。

さといも

旬な時期:9月下旬から翌年3月

主な産地:新潟市(秋葉区)、五泉市

 管内は県内有数のさといも産地です。阿賀野川、早出川流域の肥沃で水はけの良い地域を中心に作付けされており、きめ細かな白肌と独特のぬめりが特徴です。JA新潟みらい五泉園芸連野菜部会では「帛乙女(きぬおとめ)」、JA新津さつきでは「里(さと)のいもこ」というブランド名で県内外の市場へ出荷されています。

さといもの写真

いちご

旬な時期:1月から6月いちごの写真

主な産地:新潟市(北区、東区、江南区、秋葉区、南区)、五泉市

 主に新潟県育成品種の「越後姫(えちごひめ)」は、濃厚な甘みとほどよい酸味、豊かな香りとジュージーさが特徴です。生産者は新鮮でおいしいいちごを消費者にお届けするため、果実温度が上がらないよう早朝から収穫を行っています。

 

トマト・ミニトマト

旬な時期:3月中旬から11月中旬トマトの写真

主な産地:新潟市(北区、中央区、江南区、南区)

 南区では「ミディ(中玉)トマト」と「ミニトマト」を、北区では「大玉トマト」を中心に出荷しています。特に北区では、かん水を押さえる栽培により、トマトの甘みとうまみをぎゅっと凝縮しています。

チューリップ切り花

旬な時期:10月下旬から翌年4月上旬チューリップの写真

主な産地:新潟市(江南区、秋葉区、南区)、五泉市

 新潟県はチューリップ切り花の出荷量が全国1位!特に管内では、約800万本が出荷されています。チューリップは品種が豊富で、一重咲きや八重咲き、レースやフリルの花びらなど、色も形も様々です。きっとお気に入りのチューリップが見つかりますよ。

きゅうり

旬な時期:【春作】3月下旬から7月 【秋作】:9月上旬から11月きゅうりの写真

主な産地:新潟市(東区、江南区、南区)

 みずみずしさとパリッとした歯切れのよさが特徴です。ビニールハウスを利用して栽培されるのが一般的で、生産者は土づくりを重視し、堆肥や有機質肥料を積極的に施用して、おいしいきゅうりづくりに取り組んでいます。

ぶどう

旬な時期:7月下旬から10月上旬ぶどうの写真

主な産地:新潟市(江南区、南区)、五泉市

 7月下旬からデラウエア、巨峰、シャインマスカット、ロザリオ・ビアンコなどの品種が次々出荷されます。出荷前には糖度検査を行っており、品質には自信があります。南区の白根地域の観光農園ではぶどうの収穫体験もできます。

 

もも

旬な時期:7月中旬から9月

主な産地:新潟市(南区)

 10品種以上をリレー出荷しています。中でも、南区白根地域の選抜された晩生品種「白根白桃(しろねはくとう)」は大玉でやや硬めの肉質と口いっぱいに広がる甘さが特徴です。選果場で1玉ずつ光センサを用いて糖度や熟度を計測しており、おいしい果実を消費者に届けています。

ももの写真

ユリ切花

旬な時期:3月から翌年1月ユリの写真

主な産地:新潟市(東区、秋葉区、南区)、五泉市

 管内では年間約120万本を全国出荷しており、豪華さと甘く濃厚な香りが多くの人から愛されています。球根を冷蔵・冷凍し、出荷時期に合わせて植え付けることで長期出荷を実現しています。

西洋なし

旬な時期:11月下旬から12月西洋なしの写真

主な産地:新潟市(北区、江南区、秋葉区、南区)、五泉市

 主な栽培品種である「ル レクチエ」はフランスからの導入品種で、旧白根市茨曽根(いばらそね)が日本での栽培発祥の地です。皮を剥くと漂う芳醇な香り、なめらかな舌触り、とろけるような果肉。どれをとっても果物の王様です!

えだまめ

旬な時期:6月下旬から10月上旬えだまめの写真

主な産地:新潟市(江南区、秋葉区、南区)

 「しろね茶豆」、「新潟茶豆」、「あま茶豆」などの茶豆は、食味の良さが評判です。えだまめは鮮度が命。生産者は気温の低い日の出前から収穫を行い、えだまめ本来のおいしさが食卓まで届くよう努力しています。

れんこん

旬な時期:7月下旬から翌年5月れんこんの写真

主な産地:五泉市

 阿賀野川、早出川流域の肥沃な土壌と伏流水に育まれ、肉厚な蓮根が実ります。つややかなでみずみずしい外見、シャキシャキとした心地よい食感が特徴で、JA新潟みらい五泉蓮根生産組合では「五泉美人(ごせんびじん)」というブランド名で市場へ出荷しています。

アザレア

旬な時期:10月から翌年4月アザレアの写真

主な産地:新潟市(秋葉区、南区)、五泉市

 管内では全国生産量の約8割を生産しています。生産者が育種にも取り組んでおり、オリジナル品種がたくさんあります。ふっくらと咲くボリューム感と温かみのある花色はまさに冬の鉢花の主役!色々な品種を飾って楽しんでみてください。

新潟小松菜(女池菜(めいけな))

旬な時期:12月から翌年3月小松菜の写真

主な産地:新潟市(北区、中央区、江南区)

 明治の初めから中央区女池で栽培される伝統野菜で、小松菜の一種です。小松菜よりも葉・茎が太く、食感にはぬめりがあります。越冬させることで甘みやうまみを引き出しており、寒い年ほど美味しくなると言われています。

じねんじょ

旬な時期:11月下旬から翌年1月じねんじょの写真

主な産地:阿賀町

 豊かな山の恵みを受けて育った阿賀町のじねんじょは、すりおろしても変色しにくく、自然な甘さと強い粘りが特徴です。肌のきめが細かく、曲がりが少ないじねんじょを生産するため、専用のパイプの中で1本1本大切に育てています。

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