本文
佐渡のお魚情報通信(トビウオ類)
今回のお魚 トビウオ類第2号
両津市場に水揚げされたトビウオ
トビウオは2012年7月11日に既にご紹介しましたが、初夏に多数水揚げされていますので、改めてご紹介します。
トビウオ類はサヨリやサンマが含まれる「ダツ」の仲間に分類されます。6月から8月半ば頃に佐渡にまとまって回遊し、定置網などで漁獲されます。白身で脂肪分が少なくさっぱりとしている淡泊な肉質の魚です。
トビウオの料理例(左:トマトソース和え、右:オリーブオイル焼き)
前回は調理例として、お刺身とお吸い物を紹介しましたので、今回は調理法を変えて、トマトソース和えとオリーブオイル焼きにしてみました。
まず、トビウオのヒレを落として、内臓を除き3枚におろして切り身にします。この時、小骨はできるだけ除いておいた方が良いです。身おろしが手間でしたら、スーパーで身おろしされたものも売られておりますので、お選び下さい。
トマトソース和えは、フライパンにオリーブオイルを適量熱し、食べやすい大きさに切っておいた野菜類に市販のトマトソースをかけて炒め、塩こしょうで味を整えます。次に、切り身にしたトビウオに唐揚げ粉をまぶし揚げます。揚げたトビウオにトマトソースを絡めたら完成です。
また、オリーブオイル焼きは、トビウオの切り身に塩こしょうをし、タッパなどにオリーブオイルをたっぷり入れて1時間以上漬け込みます。オーブンの天板にクッキングシートを敷き、切り身を並べ、好みに応じて粉チーズをかけ、200℃程度で15分程焼いたら完成です。
この時期にしか獲れないトビウオをぜひご自宅で味わってみてはいかがでしょうか。