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【佐渡】久知川ダム

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0056612 更新日:2019年3月29日更新

久知川ダムの概要 【堰堤から加茂湖が見えるダム】

 久知川ダムは、国見山に源を発し、両津湾に注ぐ久知川に建設された重力式コンクリートダムです。昭和40年~42年の水害を経て、昭和46年に調査を開始し、昭和55年本工事に着手、総事業費77億8千万円をかけ、昭和60年10月に完成しました。規模は堤長131.8メートル、堤長131.8メートル、堤高51メートル、総貯水容量1,669,000立方メートルあり、洪水調節、かんがい用水補給、水道用水補給を目的としたダムです。
 平成7年には、ダム湖の水質悪化を防ぐため、水質浄化設備(ばっ気装置)を設置し、初夏から秋にかけて稼働させています。
 また佐渡地域整備部が管理する3ダムの中で唯一管理用のエレベータを設置しているほか、堰堤(ダム天端)からは加茂湖を見ることができます。

久知川ダムの正面の画像
久知川ダムの正面写真

ダムの働き

  1. 洪水調節
    ダム地点の計画高水流量毎秒100立方メートルのうち毎秒88立方メートルの調節を行うことで、下流にある下久知および河崎地区の水害を防除します。
  2. 流水の正常な機能の維持(かんがい用水の補給)
    下流久知川沿岸の147.2ヘクタールの耕地に対する用水の補給、および維持用水の確保等を行います。
  3. 上水道用水の確保
    両津地区に上水道用水1日あたり5,530立方メートル(毎秒0.064立方メートル)の取水を可能にします。

ダムの情報


 

 

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