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魅せるぜ☆佐渡のおもしろ構造物 Spot3

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0338080 更新日:2022年3月1日更新
金山の世界遺産登録推進や、人気ゲームでのエリア公開など、話題に事欠かない佐渡島。そんな佐渡の新たな魅力をショートムービーも交えてお伝えします!!

Spot3 Z坂(ぜっとざか)

Z坂 全景
 その見た目から「Z坂(ぜっとざか)」の愛称で親しまれている坂で、正式名称は跳坂(はねざか)と言います。もとは基幹林道でしたが、現在では県道佐渡一周線として供用されています。
 高低差130m(新潟市の「朱鷺メッセ」とほぼ同じ高さです)の登りごたえ抜群の坂は、自転車輪行客に大人気!登坂後は、達成感と絶景が迎えてくれること間違いなしです。
 Z坂の下では、岩谷口橋(いわやぐちはし)の架け替え工事が進められています。新しい橋名板の文字は地元 高千小学校の児童による唯一無二のデザインとなっていますので、工事完了の折には、現地で探してみてください。
 また、完成後の綺麗な姿も楽しみですが、今しか見られない大掛かりな工事設備もぜひご覧下さい。

ショートムービー

マニアックポイント

 外海府の北部の道路は急峻な地形により、佐渡島内でも道路の整備が遅れており船で移動するか、歩いて移動するしかありませんでした。
 1964年(昭和39年)に大佐渡基幹林道工事として岩谷口地区から願地区までの工事が着手され、1970年(昭和45年)までのわずか7年間で1車線ではありますが延長約10km車道が通貫し、車が佐渡北部を周回できるようになりました。
 このZ坂を整備した際の工事期間は資料が乏しく詳しいところは不明ですが、事業着手から3年後の1967年(昭和42年)には海府大橋まで通じていたことを考えると、工事をはじめてからわずか1~2年程度で完成したと考えられ、当時の技術力の高さもうかがい知れます。
 佐渡の世界農業遺産の認定10周年を受けて、任天堂の話題のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」に「さどが島」が公開されています。マップの中にはこっそりZ坂が入っていますので、くまなく探して見てください。
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