本文
プラスチックを含む海岸漂着物対策~美しい海岸を守るために~
新着情報
・ラジオ放送で「にいがた ごみを減らそうニャンペーン」の告知を行います(令和6年11月11日更新)
・新潟県立図書館で「海洋プラスチックごみ」削減に向けたパネル展を実施しました(令和6年2月20日更新)
・イオンモール新潟南においてマイクロプラスチックの啓発ブースを出展しました(令和5年12月4日更新)
・新潟県内の旅館・ホテルにおけるプラスチックごみの削減の取組をご紹介します(令和5年10月18日更新)
海岸漂着物対策について
新潟県の海岸は、良好な自然環境に恵まれ、海水浴や釣り、サーフィンなどのレクリエーションや、沿岸の散策などを通じて人々に親しまれています。
一方で、地球規模での環境汚染が懸念されている海洋プラスチックごみをはじめ、大量の漂着物が流れ着き、景観や自然環境の悪化が課題となっています。
このため、新潟県では、「新潟県海岸漂着物対策推進地域計画」を策定し、国、市町村、民間団体等と連携を図りながら海岸漂着物の回収・処理や発生抑制等に取り組んでいます。
海岸に漂着するごみには、国内由来のものや生活ごみも多く含まれており、身近なところから流出防止に取り組むことが大切です。
新潟県海岸漂着物対策地域計画
新潟県では、海岸漂着物処理推進法に基づき、「新潟県海岸漂着物対策推進地域計画」を策定し、国、市町村、民間団体等と連携を図りながら海岸漂着物の回収・処理や発生抑制等に取り組んでいます。
・新潟県海岸漂着物対策地域計画(令和3年8月改定) [PDFファイル/5.09MB]
・新潟県海岸漂着物対策地域計画(平成25年10月策定) [PDFファイル/10.38MB]
海岸漂着物処理推進法関係(環境省ホームページ)<外部リンク>
海のごみに関する学習用動画
県では、主に小学生高学年を対象に、子どもたちの海岸漂着物やプラスチックごみに対する理解を促進し、学校や家庭で考えていただくきっかけとなるよう、海のごみや3R+リニューアブル等の取組を楽しく学べる動画を制作しました。
動画タイトル:「海にプラスチックごみが!?エコニャンと「海のごみ」について学ぼう!」
県公式Youtube チャンネルで配信しています。
学校等における授業の教材としても活用いただけます。※使用にあたっての連絡等は不要です。
プラスチックごみの削減に向けた取組
海洋プラスチックごみ問題等を契機として制定された「プラスチック資源循環促進法」が令和4年4月から施行され、プラスチック使用製品の使用の合理化のための新たなルールの運用が始まっています。
本制度では、商品の販売又は役務の提供に付随して消費者に無償で提供されるプラスチック製品のうち、以下の品目を特定プラスチック使用製品として指定し、これらを無償で提供している小売・サービス事業者(特定プラスチック使用製品提供事業者)が削減の取組(有償化、辞退者へのポイント還元、消費者の意思確認、代替素材への切替えなど)を行うこととしています。
消費者の皆様にあっては、特定プラスチック使用製品を必要としない場合は提供を辞退することや、繰り返し使用できる製品を活用するなど、ライフスタイルの変革にご協力をお願いいたします。
(参考)「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」普及啓発ホームページ<外部リンク>
宿泊事業者(旅館・ホテル)との連携した取組
県では、旅館やホテルから出るプラスチックごみ削減のため、新潟県旅館ホテル組合と連携して、旅館やホテルをご利用いただくお客さまにプラスチック削減を呼び掛けています。
旅館やホテルを使用する際は、歯ブラシやクシは家から持参するなど、プラスチックごみを減らすためにできることからやってみましょう!
身近に取り組める海洋ごみ対策
美しい海岸を守るために、各地で多数のボランティアが参加して清掃活動が行われています。
ボランティアによる海岸清掃活動 河川一斉クリーンウォーク
また、漁業者が生産活動中に回収したごみを漁港に持ち帰る取組も始まっています。
漁業者と連携した漂流ごみ等の回収活動
美しい海岸を守るためには、ごみが環境中に排出されることを防ぐことが何よりも大切です。意図的・非意図的に環境中に排出された陸域のごみが、雨や風に流され、河川等を経由して海域に流出し、海岸漂着ごみの一因となっているからです。
特に、自然に分解されないプラスチック類は、環境中に排出されるとその多くが海洋に流出しやすく、また細かく破砕されたマイクロプラスチックは、生態系へ深刻な影響を及ぼすおそれがあります。
海岸を利用する際だけでなく、ごみの散乱やポイ捨てを防止すること、できるだけ使い捨てプラスチックの使用を控えることが求められています。
啓発動画(県公式Youtubeチャンネル<外部リンク>)
新潟県の取組
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)