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○2020年11月20日 新規公開
○2021年01月06日 一部更新 [事例紹介の対策場所及び施設名の情報追加等]
○2021年05月21日 一部更新 [効果・成果事例の更新、追加等]※令和2年度末現在の情報
地震や大雨による災害等は、季節を問わず、いつ、どこでも起こる可能性があります。
県民の皆様におかれましては、自然災害等の危険から命を守るための行動をお願いしているところですが、土木部では県民の皆様の命と暮らしを守るため、災害の発生を未然に防ぐまたは軽減を目的とした防災・減災(ハード整備)対策に取り組んでおります。
平成30年度末から防災・減災対策の一環として取り組む「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」により、これまでの間に効果を発揮したもの、成果があった事例及び今後の効果や成果が期待できる事例を紹介します。
【対策概要】
河川内に繁茂する樹木や土砂により川の流れが阻害され、洪水氾濫による著しい被害が生じる恐れがある箇所の樹木の伐採や河道内の掘削を実施することにより、阻害の原因を除去し、氾濫の危険性の解消を目論むもの。
■糸魚川市を流れる二級河川能生川において、令和元年度の春から夏にかけて3か年緊急対策による樹木伐採・河道掘削を実施しました。
※赤破線内を主に河床掘削等を実施
■能生川流域の西飛山観測所において、 令和元年東日本台風を平成29年台風第21号との比較を行ったところ、下図のとおり、ほぼ同程度の雨量を観測していることが分かりました(下図を参照ください)。なお、令和元年東日本台風では、当該地域に「大雨特別警報」が発表されているなど、猛烈な雨が降っていました。
■令和元年東日本台風では施設被害が4箇所、被害額が134百万円になりましたが、3か年緊急対策による事前の河道掘削などの対策を講じたため、平成29年台風第21号では発生した住家への浸水被害が発生しなかったこと及び施設被害額も平成29年台風第21号と比較して、被害が軽減されました。
【施設被害箇所数・住家床下浸水戸数比較】
上記「二級河川能生川での事例」を含めて、効果や成果が期待される事例の一部を紹介しますので、ご覧ください。
土木部における「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」の制度や実施状況などについては、下記をご覧ください。
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