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平成20年2月定例会(産業経済委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001997 更新日:2019年1月17日更新

平成20年2月定例会 産業経済委員長報告(2月22日)

委員長 岩村 良一

 産業経済委員会における付託議案のうち、第46号議案の審査結果について、御報告申し上げます。

 まず、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも本議案は、原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上をもって、報告といたします。

平成20年2月定例会 産業経済委員長報告(3月19日)

委員長 岩村 良一

 産業経済委員会における付託案件等の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。

 まず、産業労働観光部関係として

  1. 県内中小企業については、原油等原材料費の高騰を背景に資金繰りの悪化など経営環境の深刻化が懸念されるので、要件が拡充された県制度融資の周知を図るとともに、資金調達の円滑化に向けた適時適切な支援を行うべきとの意見。
  2. 新潟清酒については、品質の高さから全国的な人気を誇っているが、清酒全体の消費量が減少傾向にあることから更なる需要喚起が必要なので、県内宿泊施設等での積極的な利用の働きかけをはじめ、蔵元見学会や新潟清酒達人検定など興味や愛着をはぐくむ取組を一層推進すべきとの意見。

 次に、農林水産部関係として、

  1. 経営体の育成支援については、他産業並みの所得確保に向けた生産性及び競争力の強化が必要なので、省力化や生産コストの削減に資する新たな栽培技術の普及を図るとともに、経営改善アドバイザーの派遣による個々の経営実態に即した相談活動など企画・販売力向上の指導を充実すべきとの意見。
  2. 森林整備については、過疎化・高齢化の進展等により林業従事者が減少する中、担い手の育成・確保が急がれるので、森林の有する多面的機能の維持や中山間地域の活性化等を踏まえ、建設業等の新規参入に向けた技術指導やボランティアによる森林整備活動の活用を積極的に推進すべきとの意見。

 次に、産業労働観光部、農林水産部共通事項として、

 2.24冬季風浪災害については、漁港施設や高額な漁船・漁具などに甚大な被害が及んでいることから、被災漁業者の生活再建が急務なので、復旧工事の早期着手とともに、低利融資の充実や利子補給など生活基盤の確保や経済的負担の軽減に総力を挙げて取り組むべきとの意見。
 また、観光関連インフラ等を含む被害状況の詳細な把握と併せ、関係部局合同の現地説明会等により各種支援制度の周知を図るべきとの意見。

 次に、農地部関係として

  1. 農地・水・環境保全向上対策については、多くの農家及び非農家の活動参加により、集落の景観形成をはじめ農業用施設の保全管理の負担軽減など大きな成果が上がっているので、地域コミュニティーの活性化の観点からも活動継続に向けた支援に努めるべきとの意見。
  2. ほ場整備については、低コストで効率的な営農に向け県の重点施策として取り組まれているが、担い手の経営力強化の観点から更なる利用集積の促進が必要なので、新規採択要望の多さを踏まえ、予算確保と着実な推進に努めるべきとの意見。

 以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、陳情の審査結果について申し上げます。
 陳情第2号及び第3号については、共済をかたるマルチ商法被害から消費者を保護する必要があるため、不採択とすべきものと決した次第であります。

 また、本委員会として、「配合飼料価格の高騰対策を求める意見書」を発議することと決しました。

 以上をもって、報告といたします。

平成20年2月定例会委員会(委員長報告)
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