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平成20年2月定例会（第2号発議案）
平成20年2月定例会で上程された発議案
在沖縄米軍海兵隊員による少女暴行事件に抗議する意見書
第2号発議案
在沖縄米軍海兵隊員による少女暴行事件に抗議する意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成20年3月19日
提出者 総務文教委員長 沢野 修
新潟県議会議長 長津 光三郎 様
在沖縄米軍海兵隊員による少女暴行事件に抗議する意見書
2月10日に発生した在沖縄米軍海兵隊キャンプ・コートニー所属隊員による少女暴行事件は、女性に対して肉体的、精神的な苦痛を与えるだけではなく、人間としての尊厳を蹂躙する極めて悪質な犯罪であり、同じ日本国民として断じて許すことのできないものである。
また、この事件を受け、沖縄県などの基地に所属する軍関係者に対し、公務などの場合を除いて基地外への外出を禁止措置をとっているにもかかわらず、嘉手納基地の米軍属が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、また、米兵が建造物侵入容疑で逮捕されたところである。
このような事件が、いく度も繰り返されることは、沖縄県民の米軍に対する不信感を増大させるばかりではなく、日米両国の友好関係にも大きな影響を及ぼすものと懸念するところであり、本県議会はこのたびの事件に強く抗議するものである。
よって国会並びに政府におかれては、米軍人・軍属による犯罪の根絶のため、米軍人の綱紀粛正及び人権教育を徹底的に行うなど実効性のある具体的な防止策について万全を期されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成20年3月19日
新潟県議会議長 長津 光三郎
衆議院議長 河野 洋平 様
参議院議長 江田 五月 様
内閣総理大臣 福田 康夫 様
外務大臣 高村 正彦 様
防衛大臣 石破 茂 様
沖縄及び北方対策担当大臣 岸田 文雄 様
