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平成14年12月定例会(長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002887 更新日:2019年1月17日更新

平成14年12月定例会 長期計画・大型プロジェクト対策特別委員長報告(12月4日)

委員長 天井 貞

 長期計画・大型プロジェクト対策特別委員会における9月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
 本特別委員会は、11月20日に会議を開催し、鉄道ネットワークの整備について調査を行いました。
 最初に、総合政策部長から鉄道ネットワークの整備について説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 厳しい財政状況下での北陸新幹線の整備に係る費用負担に対する見解について
  2. 越後線、信越線、弥彦線を結ぶ環状線を整備する構想の検討状況について
  3. 鉄道をはじめとする各種交通機関に対して外部不経済の観点から分析を行う必要性について
  4. 各種交通機関の長所を生かした交通体系整備の必要性について
  5. 鉄道の持つ便益の更なる拡大に向けて積極的にTDM施策に取り組む必要性について
  6. 新潟空港への新幹線乗入れに向けた具体的な検討状況について
  7. 北陸新幹線整備後のほくほく線の経営状況に対する見通しについて
  8. 新潟交通電車線の廃線敷を柔軟に利活用できるよう県としても配慮する必要性について
  9. 羽越本線の高速化・新幹線直通化に関連して
    • 直通化の整備手法に対する費用対効果を踏まえた所見について
    • 整備に係る県の具体的な費用負担割合を念頭に置いて検討を進める必要性について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

  1. 県内の在来線については、今後新幹線の整備が進むことにより一層厳しい経営状況となることが予想され、運行本数の減少や廃止等が懸念されるが、沿線住民にとって重要な交通手段となっているので、沿線市町村をはじめ関係機関と協議したうえで、長期的な視点に立った支援計画の策定を検討すべきとの意見。

 なお、本特別委員会は、去る10月31日、11月1日の両日にわたり、万代島再開発事業の進ちょく状況及び北陸新幹線の整備状況等について、また、11月25日から3日間にわたり、岐阜県における大型プロジェクト等について行政視察を実施したところであります。

 以上をもって報告といたします。

平成14年12月定例会(委員長報告)
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