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平成18年9月定例会(産業経済委員長報告)
平成18年9月定例会 産業経済委員長報告(10月13日)
委員長 金谷 国彦
産業経済委員会における付託案件の審査並びに調査の経過と結果について御報告申し上げます。
まず、産業労働観光部関係として
1 中心市街地の活性化については、改正都市計画法の来年度施行前における郊外への大型店の駆け込み的出店申請により、更なる中心商店街の衰退や空洞化が懸念されるので、県で設置した中心市街地活性化検討委員会の早期報告の働きかけとともに市町村と連携した実効ある施策実施に努めるべきとの意見。
次に、農林水産部関係として
1 コシヒカリBLの販売促進については、県外産米の品質向上や低価格化による産地間競争の激化が見込まれるので、大幅な減農薬による安全・安心さや食味の良さなどの優位性を積極的にPRすべきとの意見。
次に、農地部関係として
- ほ場整備事業については、厳しい県予算の現状ではあるものの、農業立県や良質米生産地としての本県の特性を維持するため、農業の土台となる生産基盤整備による農家経営の安定が不可欠であるので、全国と比べた低い整備率や一定規模の担い手育成の観点からも、県の重点施策として一層の取組強化に努められたいこと。
- 農地・水・環境保全向上対策については、今年度の実験事業において集落の共同活動による農業施設の保全管理に対する省力化などに大幅な効果が見られたので、来年度の本格実施に向けた地域の期待に鑑み、モデル地区における検証を踏まえた事業計画を早期に提示すべきとの意見。
以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
継続中の請願平成15年第17号、継続中の陳情平成15年第13号、平成16年第6号、第7号及び平成17年第12号については、継続審査すべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。