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平成20年9月定例会(地域活性化・総合交通対策特別委員長報告)
平成20年9月定例会 地域活性化・総合交通対策特別委員長報告(9月11日)
委員長 中野 洸
地域活性化・総合交通対策特別委員会における委員会設置後の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、9月5日に会議を開催し、中心市街地の活性化に向けた取組について調査を行いました。
最初に、産業労働観光部長から中心商店街の活性化に向けた取組について、土木部長から市街地の現状と整備状況についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- 県の積極的な関与による新潟県中越沖地震で被災した柏崎市えんま通りの早期復興の必要性について
- コンパクトシティの推進に向けた条例制定の必要性について
- 新潟県にぎわいのあるまちづくりの推進に関する条例の制定が大規模集客施設の出店に及ぼす影響と中小商店経営者に与える効果について
- 商店街活性化の成功事例に関する情報提供の必要性について
- 市街地の再開発に関連して
- 市街地再開発事業における重点施策について
- 財政負担を伴う新たな施設整備に優先した既存施設を生かしたソフト事業の実施の必要性について
- いわゆる中心市街地活性化法に関連して
- 市町村の中心市街地活性化基本計画の作成に対する県の関与の状況と指導の必要性について
- 法改正に伴う中心部への集中的な財政措置による合併市町村内における地域格差の拡大に対する懸念について
次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
中心市街地については、商店や公共施設等様々な機能が集積し地域の活力と個性を表すまちの顔としての役割を持つので、商店街の魅力向上や伝統と文化を生かした特色あるまちづくりなど活性化に向けた取組を推進すべきとの意見。
以上をもって報告といたします。