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平成16年陳情第6号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003389 更新日:2019年1月17日更新

平成16年陳情第6号

第6号 平成16年2月19日受理 産業経済委員会 付託

ILO第175号条約及びILO第111号条約の早期批准を求める意見書提出に関する陳情

陳情者 日本労働組合総連合会新潟県連合会 会長 小嶋栄吉

(要旨)

 我が国のパートタイム労働者は、2002年には1,200万人を超え、雇用労働者の20パーセント以上を占め、今や職場で重要な位置を占めるに至っている。しかし、国際的にも遅れた差別待遇が放置されている。
 ILO第175号条約(パートタイム労働に関する条約)はすべての短時間労働者に対して、パートタイム労働は労働者が自由に選択すべきものであることや、労働者の権利と労働条件は比較し得るフルタイム労働者と均等とすべきであるとの原則を確認している。
 また、ILO第111号条約(雇用及び職業についての差別待遇に関する条約)は、雇用と職業の面でどのような差別待遇も行われてはならないことを規定したもので、条約批准国は、差別待遇廃止のための政策を執ることを義務づけている。
 ついては、貴議会において、次の事項を内容とした意見書を国に提出されたい。

  1. ILO第175号条約の早期批准を速やかに行うこと。
  2. ILO第111号条約の早期批准を速やかに行うこと。

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