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平成17年請願第9号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002362 更新日:2019年1月17日更新

第9号 平成17年11月29日受理 総務文教委員会 付託

子どもたちにゆきとどいた教育をすすめることに関する請願

請願者 新潟県私学の公費助成をすすめる会 会長 宮下弘治 外340,384名

紹介議員 桝口敏行君 小山芳元君 塚野 弘君 長部 登君 斎藤喜和君 竹山昭二君 杉田弘美君 佐藤信幸君
 佐藤浩雄君 松川キヌヨ君 志田邦男君 宮原典子君 五十嵐完二君 内山五郎君 中川カヨ子君

(要旨)

 一人一人の子供たちが安心して学校に通い、確かな学力を身につけ、やがて希望を持って社会に巣立つことは、多くの県民が心から願っていることである。
 しかし、例えば私立高校の場合、学費は公立高校の4倍(初年度納入金)にも達し、長期不況の影響ともあいまって、学費の長期滞納が近年急増しており、生徒の学ぶ権利を脅かす深刻な状況が起こっている。
 私たちは、私立学校が憲法や教育基本法などの法律によって公教育機関として位置づけられながらも、学費や教員数などの教育条件において、公立学校と大きな格差が生じ、それが改善されないままになっている現状は、公教育の否定にもつながりかねない問題であると考え、公教育としての私立学校を守り発展させるため、私立学校への教育予算の増額を求めるものである。
 ついては、貴議会において、次の事項に配慮されたい。

  1. 私立の幼稚園・中学校・高等学校・専門学校・短期大学・大学への教育予算を抜本的に充実すること。
  2. 私立高校に対しては、
    1. 公立学校との学費及び教育条件の格差解消を目指し、
      • ア 経常費助成の充実・増額を行うこと。
      • イ 学費補助制度の基準を見直し、対象者の拡大を行うこと。
    2. 生徒の安全のため、耐震強化にかかわる校舎改築・改修を促進する制度を確立すること。
    3. 過疎私立高校への特別助成単価を引き上げ、国基準による助成を行うこと。

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