本文
平成19年6月定例会(第12号発議案)
平成19年6月定例会で上程された発議案
いじめ根絶に向けての決議
第12号発議案
いじめ根絶に向けての決議
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成19年7月6日
提出者 総務文教委員長 沢野 修
新潟県議会議長 長津 光三郎 様
いじめ根絶に向けての決議
わが国の次代を担う子どもたちが豊かな体験と多様な人間関係をとおして、一歩一歩着実に成長し、安心して自分らしく生きることができる環境を整えることは、社会全体に課せられた最重要課題である。
しかし、最近、各地で相次ぐいじめの発生は、子どもたちの日常生活を不安にし、かけがえのない命までも危うくするなど、誠に憂慮すべき事態となっている。
いじめ根絶のためには、いじめを学校だけの問題とすることなく、学校と家庭及び地域が一体となって子どもを守り育てるための体制をつくっていくことが急務である。
この5月に発足した本県の「いじめ根絶県民運動」は、県民総ぐるみの運動という全国でも例を見ない画期的な取組であるが、この運動を一過性のものに終わらせることなく、実効あるものにしていくためには、県民一人ひとりが子どもたちの悩みをしっかりと受け止め、自らの問題として行動することが不可欠である。
よって本県議会は、関係諸機関・団体等と連携して、「いじめ根絶県民運動」に率先して取り組み、県民と一体となっていじめの根絶のため全力を尽くすことを決意する。
以上、決議する。
平成19年7月6日
新潟県議会