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平成16年12月定例会(第38号発議案)
平成16年12月定例会で上程された発議案
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律の整備を求める意見書
第38号発議案
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律の整備を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成16年12月22日
提出者 目黒 正文、皆川 浩平、沢野 修
柄沢 正三、村松 二郎、小野 峯生
長津 光三郎、渡辺 惇夫
賛成者 提出者を除き議員全員
新潟県議会議長 種村 芳正 様
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律の整備を求める意見書
我が国では法律によって、免許を有さない者については、あん摩、マッサージ、指圧、はり、きゅう及び柔道整復を業とすることはできないこととなっているが、近年、国民の健康志向の高まりや規制緩和の風潮等に伴い、全国各地で類似行為を行う店舗が急増してきている。
こうした店舗の中では、本来、有資格者でなければ施術できないあん摩、マッサージなどの類似行為を無免許で行っているところも見受けられるが、これら無資格者による行為は事故につながることが危ぐされるだけでなく、国家資格を有する施術者に対する国民の信頼を失墜させ、国民福祉全体に大きな混乱を招くことが懸念される。
よって国会並びに政府におかれては、国民が安心して適切な施術が受けられるよう、医療類似行為の範囲の見直しを含め判断基準を明確にするなど、関係法等の整備に努められるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成16年12月22日
新潟県議会議長 種村 芳正
衆議院議長 河野 洋平扇 様
参議院議長 千景 様
内閣総理大臣 小泉 純一郎 様
厚生労働大臣 尾辻 秀久 様