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平成18年2月定例会(第7号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001604 更新日:2019年1月17日更新

平成18年2月定例会で上程された発議案

尾瀬国立公園」の実現を求める意見書

第7号発議案

 「尾瀬国立公園」の実現を求める意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成18年3月23日

提出者   小川 和雄、岩村 良一、佐藤 純
            柄沢 正三、村松 二郎、小野 峯生
            帆苅 謙治、天井 貞、米山 昇
            小山 芳元

賛成者  提出者を除き議員全員

 新潟県議会議長 佐藤 元彦 様

尾瀬国立公園」の実現を求める意見書


 尾瀬は、我が国最大の高層湿原を有し、学術的にも貴重な生態系を持つ「自然の宝庫」であり、昭和9年に、日光国立公園の一地域として国立公園に指定された。
 また、昨年11月には、ラムサール条約に基づく「国際的に重要な湿地」に登録されたところである。
 尾瀬は、これまで多くの先人達の努力によって守られてきた。地域住民やボランティア、事業者、行政といった多くの関係者が、ごみ持ち帰り運動やマイカー規制、植生復元など、自然保護や適正利用に向けた様々な取り組みを、早くから行ってきており、その先駆的な取り組みは自然保護運動の原点とも言われている。
 こうしたことは、多くの国立公園の中でも特筆すべきことで、多様で美しい自然とともに尾瀬の知名度を高めており、国立公園の名称に「尾瀬」の名前を用いることを望む声が大きくなってきている。
 「尾瀬国立公園」として単独の国立公園になることは、県民の尾瀬に対する愛着がこれまで以上に強まるとともに、全国に尾瀬保全の精神が広まることで、自然環境保全の意識の普及・高揚にも貢献できるものである。さらに、本県の観光振興や地元自治体の地域づくりの面においても、大きな効果が期待できるものと確信する。
 よって国会並びに政府におかれては、現在進められている尾瀬地域の公園計画の見直しに当たり、「尾瀬国立公園」の実現が図られるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成18年3月23日

新潟県議会議長 佐藤 元彦

衆議院議長 参議院議長 様
内閣総理大臣 環境大臣 様
河野 洋平 扇 千景 様
小泉 純一郎 小池 百合子 様

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