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平成20年12月定例会(総務文教委員長報告)
平成20年12月定例会 総務文教委員長報告(12月19日)
委員長 西川 洋吉
総務文教委員会における付託案件等の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。
まず、知事政策局関係として、
防災グリーンツーリズムについては、市町村への事前打診や庁内議論の不足など宣言に至る経緯に性急さが否めないものの、新しい交流形態として期待も寄せられているので、自治体やNPOなど関係者からのニーズや意見の十分な聴取による具体的事業内容の検討に努めるべきとの意見。
次に、総務管理部関係として、
新潟県立大学については、県内高校生の進学先として期待が寄せられているが、カリキュラムや教員の充実とともに卒業後の県内就職も重要な課題となるので、県内企業の求める人材の育成に加え、官民一体となった採用支援体制の構築に努めるべきとの意見。
次に、教育委員会関係として、
トキめき新潟国体については、大分国体では団体競技の不振から目標成績を下回る厳しい結果に終わったものの、優勝数の増加や女子種別の躍進など多数の競技で着実な競技力の向上が見られるので、目標とする総合優勝の達成に向け更なる選手強化に取り組むべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
継続中の請願平成19年第12号については、提出者の撤回の申出を承認。請願第5号、第6号、第7号、継続中の請願平成20年第1号については、継続審査。残りの陳情第18号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。
なお、採択された陳情は、知事及び教育委員会に送付すべきものと決しました。
また、本委員会として、「一日も早い拉致事件解決のため、北朝鮮に速やかな再調査を求める意見書」を発議することと決しました。
以上をもって、報告といたします。