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議会報(平成20年12月定例会の概要)
12月定例会は、12月3日に招集された。
会期中の知事提出議案は、金融危機・円高等の対策に要する経費や、灯油価格の情勢を踏まえた灯油購入費助成事業に係る経費、新型インフルエンザ発生に備えた新型インフルエンザ対策推進事業に要する経費などを計上した総額約66億3千万円を増額する一般会計補正予算、「県立新潟女子短期大学条例を廃止する条例」や「新潟県観光立県推進条例」など、53件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、福祉・医療問題、経済対策、観光振興、教育・文化行政など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、継続審査とされていた平成19年度企業会計決算関係議案4件及び平成19年度普通会計決算議案1件を含め、いずれも原案どおり可決又は認定された。
議員提出発議案は、「安易なたばこ税の引き上げに反対する意見書」、「WTO交渉に関する意見書」、「一日も早い拉致事件解決のため、北朝鮮に速やかな再調査を求める意見書」「金融恐慌に対応した迅速な経済対策を求める意見書」、「タクシー事業者の経営維持・存続に関する意見書」、「障がい者福祉制度の充実に関する意見書」など9件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め8件が審査され、採択されたもの2件、撤回が1件、残り5件が継続審査とされた。
会期17日間にわたった12月定例会は12月19日に閉会した。