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議会報(平成21年5月臨時会・6月定例会 正・副議長就任あいさつ)
議長 帆苅 謙治(ほかり けんじ)
歴史と伝統ある新潟県議会第87代議長に就任させていただき、深く感謝申し上げます。
県政の課題は、自然災害からの復興も半ばであり、地方分権、さらには世界的な不況により大打撃を蒙(こうむ)った県内経済など、多々ございます。このため、今回の補正予算の効果を期待するところでありますが、景気動向を注視しながら、議会としても最大限の注意を払っていく必要があると思っております。
一方で、今年は、国体の開催、「天地人」の放送など、大観光交流年と銘打ち積極的に取り組んでおりますが、これを一過性のものに終わらせないことも議会の大きな課題であると認識をしております。
議会と知事をはじめとする執行部とは、車の両輪であると言われております。私は、県民の負託に応え、県民の幸せのために、議会と執行部とが喧々諤々(けんけんがくがく)の議論をし、いい意味で対峙(たいじ)する関係でありたいと願っておりますので、県民の皆様のご協力とご鞭撻(べんたつ)を心よりお願い申し上げます。
副議長 村松 二郎(むらまつ じろう)
このたび、ご推輓(すいばん)いただき、新潟県議会副議長に就任させていただきました。
県政を取り巻く諸課題は数多くありますが、帆苅議長を補佐し、県議会が活発な議論の場として、執行部と対峙(たいじ)できる、実力ある県議会になってほしいと願っております。
そのために、微力ではありますが全力で努めさせていただきますので、県民の皆様のご協力とご指導をお願い申し上げます。