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平成21年9月定例会(総務文教委員長報告)
平成21年9月定例会 総務文教委員長報告(9月18日)
委員長 小林 林一
総務文教委員会における付託案件等の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。
まず、知事政策局関係として
公共施設の維持管理や社会基盤整備については、県民の安全・安心を図る観点から、厳しい財政状況にあっても引き続き計画的に進める必要があるので、見直し中の新潟県「夢おこし」政策プランに総合的な政策の柱として位置づけるべきとの意見。
次に、総務管理部関係として
国の補正予算を受けて創設された県の基金事業については、地域ニーズに即した緊急雇用創出事業をはじめさまざまな経済対策が図られているが、国予算の見直しに伴う執行停止の懸念もあるので、地方の主体的取組の継続・実施ができるよう国の動向を注視しながら適切な対応に努めるべきとの意見。
次に、教育委員会関連として
スクールソーシャルワーカーについては、非行や不登校などの背景にある児童生徒の置かれた家庭や地域の環境改善に関係機関と連携して取り組んでいることから、学校だけでは解決困難な事例への対応に期待が大きいので、活動実績の十分な検証や各教育事務所への複数配置により活用事業の充実を図るべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
陳情第8号、継続中の請願平成20年第5号、第6号及び第7号については、継続審査。
陳情第9号については、現条例で機能を果たしているため、不採択とすべきものと決した次第であります。
また、本委員会として、「拉致被害者等給付金の延長を求める意見書」を発議することと決しました。
以上をもって、報告といたします。