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平成22年6月定例会(建設公安委員長報告)
平成22年6月定例会 建設公安委員長報告(6月25日)
委員長 桜井 甚一
建設公安委員会における付託案件の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。
まず、土木部関係として
- 請願のあった新潟都市計画区域の再編については、新潟市が説明会等を実施してきたことにより市域を一つの都市計画区域として再編することに2万人余の請願者の理解が得られてきたと考えられるので、県としても新潟市と連携して公聴会等を開催するなど住民の意向を適切に把握しながら、都市計画決定手続きを進めるべきとの意見。
- 口蹄疫対策については、感染拡大防止に向けた効果的かつ迅速な防疫措置が必要なので、通行車両用消毒槽の施工方法の確立とともに、緊急施工に係る協定締結など関係団体との連携強化により、万全な初動体制を構築すべきとの意見。
次に、交通政策局関係として
並行在来線の経営会社の設立に当たっては、地元市において出資負担額や収支見通しを懸念する声もあるので、住民説明会等を開催するとともに、自治体間の合意形成に向けて十分な協議を行うべきとの意見。
次に、公安委員会関係として
駐在所については、勤務員の家族も含めた住民との交流など地元に密着した活動拠点であるにもかかわらず、老朽化が進んでいるので、福利厚生の観点からも、施設の改修等に努めるべきとの意見。
以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決、承認または認定すべきものと決しました。
次に、陳情の審査結果について申し上げます。
継続中の陳情平成21年第7号については、継続審査すべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。