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議会報(平成22年6月定例会の概要)
平成22年6月定例会
6定例会は、6月9日に招集された。
開会日の冒頭、議員在職15年の尾身孝昭議員ほか7議員と中原八一前議員に対する永年在職議員の表彰を決議し、議長から表彰状及び記念品が贈呈された。
会期中の知事提出議案は、北陸新幹線の並行在来線の経営主体を設立するための出資金等、米粉需要拡大事業、並行在来線会社設立準備費、離島航路誘客支援事業に係る経費など、総額約1億4,500万円を増額する「一般会計補正予算」、「新潟県立学校条例の一部改正」など15件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、福祉・医療問題、農業問題、経済雇用問題、危機対策、交通政策など県政の諸課題について幅広い議論が展開され、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案はいずれも原案どおり可決、承認、認定又は同意された。
議員提出発議案は、「発声障害に関する公的支援を求める意見書」、「拉致事件の早期解決のため北朝鮮への制裁強化を求める意見書」、「日米安全保障条約に係る沖縄米軍基地問題に関する意見書」、「国家主権と安全保障に関する意見書」など10件が全会一致又は賛成多数で可決されたほか、「北朝鮮による拉致問題の早期全面解決を求める意見書」など2件が賛成少数で否決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め12件が審査され、採択が2件、不採択が1件、保留が1件、8件が継続審査とされた。
その後、帆苅議長、村松副議長の辞任に伴う選挙が行われ、小野峯生議員が議長に、小川和雄議員が副議長に選任された。
また、議会運営委員会及び各常任委員会及び各特別委員会の委員及び正副委員長が選任された。
会期17日間にわたった6月定例会は6月25日に閉会した。