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議会報(平成22年6月定例会 正・副議長就任あいさつ)
議長 小野峯生
議長 小野 峯生(おの みねお)
歴史と伝統を誇る新潟県議会の第88代議長に就任させていただき、心から感謝申し上げますと同時に責任の重さを痛感いたしております。
新潟県経済は回復の兆しがあるものの、雇用が低迷を続けるなど大変危機的状況にあります。
執行部、議会共々まずはそれを改善することが喫緊の課題と思っております。
我が新潟県をめぐる課題は山積しております。25年後には約50万人の人口が減少するとの推計もあります。
我が新潟県が、将来に向けて安心して住める社会づくりを進めるために、議会と執行部のより闊達な議論を期待しております。
地方分権、地域主権が進展し、地方議会の果たす役割は益々その重責度が増していると思っております。
議会のチェック機能、議決機能を十分に発揮し、将来の県民の皆様からの評価に耐えられるようなチェック機関であると同時に、時代が求めている企画立案機能、議員提案による条例制定機能などを高めていく環境づくりに努めて参りたいという風に思っております。
「和を以て貴しとなす。」を宗として、県議会の運営を図って参りたいと思っておりますので、県民の皆様のご協力とご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
副議長 小川 和雄(おがわ かずお)
このたび、ご推輓(すいばん)いただき、新潟県議会副議長に就任このたび、副議長にご推挙いただき、ありがとうございました。
この大役をしっかり果たして参りたいと思っております。
県政を取り巻く諸課題は、種々ありますが、小野議長と心を同じくし、議長を補佐し、地方自治の振興と県政の発展のために、微力でございますが、専心努力を致しますので、県民の皆様のご協力とご指導をお願い申し上げます。