ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

平成22年9月定例会(陳情第9号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002056 更新日:2019年1月17日更新

第9号 平成22年9月10日受理 厚生環境委員会 付託

新潟県重度心身障害者医療費助成事業に関する陳情

陳情者 新潟県腎臓病患者友の会 会長 佐々木 隆

(要旨)

 慢性じん不全により、自力で血液浄化が不可能になった私たち透析患者は、1日置きに通院し、1日4時間から5時間、人工透析治療を受けながら健常者に近い生活をしている。もし治療の間隔が開くと、体調不良に陥ったり、場合によっては生命の維持に影響が出てくる。
 1日置きの通院なので、1年間では150日余り通院することになる。そのため、通院のための費用はかなりかさんでいる。それに加えて、最近の経済情勢から、障害者の雇用状況が厳しく、1日置きに通院を余儀なくされている透析患者は、働く場所を見付け難い状況が続いている。
 新潟県では、重度心身障害者医療費助成事業により、医療費を助成している。そのおかげで、医療費の一部自己負担で透析治療を受けることができ、生命を維持している。
 私たち透析患者にとって、この事業は大変救いとなる事業であり、大変ありがたい事業として感謝している。この事業が後退しないようにと、祈るような気持ちで日々過ごしている。
 ついては、貴議会において、新潟県重度心身障害者医療費助成事業における透析患者の医療費助成を後退させないよう配慮されたい。

平成22年9月定例会(請願・陳情)へ
新潟県議会のトップページへ