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議会報(平成22年9月定例会の概要)
9月定例会は、9月28日に招集された。
知事提出議案は、新潟県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業、新規高卒者就職支援事業、円高対策設備投資緊急促進事業にかかる経費、新人看護職員研修事業費補助金などを計上した総額約158億7千万円を増額する「一般会計補正予算」、「新潟県立学校条例の一部改正」など、28件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、経済対策、医療・福祉問題、農業問題、交通政策、教育問題、治安問題など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
平成22年9月定例会
知事提出議案のうち、継続審査とされた平成21年度企業会計決算関係議案及び平成21年度普通会計決算議案、7件のほかは、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「北方領土の返還を求める意見書」、「外国資本による無秩序な水や森林等の資源に係る不動産買収への早急な対応を求める意見書」、「私学助成に関する意見書」、「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の期限延長を求める意見書」、「口蹄疫被害の復興支援と再発防止を求める意見書」、など15件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め13件が審査され、採択されたもの3件で、残り10件が継続審査とされた。
会期18日間にわたった9月定例会は10月15日に閉会した。