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平成22年12月定例会(建設公安委員長報告)
平成22年12月定例会 建設公安委員長報告(12月17日)
委員長 小林 林一
建設公安委員会における付託案件の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。
まず、土木部関係として
直轄国道の地方移管については、政権交代により棚上げされているものの、道路行政の一元化により地域ニーズを反映した整備や効率的な管理が期待されているので、早期実現に向けて国に働きかけるべきとの意見。
次に、交通政策局関係として
- 北陸新幹線問題については、北陸新幹線工事実施計画「その2認可」などの諸課題の前原前国土交通大臣と合意した解決期間である1年が経過しようとしており、2014年度の開業も危ぶまれる状況を呈しているので、文書のやり取りだけでなく、沿線各県と協力の上、国との対面交渉を積極的に行うべきとの意見。
- 並行在来線問題については、新幹線貸付料に含まれる赤字解消相当額の返還が大きなかぎとなるので、一日も早い実現に向けて関係各県と協調して国に対し強力に働きかけるべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、陳情の審査結果について申し上げます。
陳情第13号及び継続中の陳情平成21年第7号については、継続審査すべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。