本文
平成23年2月定例会(請願第3号)
第3号 平成23年2月16日受理 建設公安委員会 付託
佐渡空港滑走路2,000メートル化の促進を求める意見書提出等に関する請願
請願者 今後の佐渡を考える会 代表者 渡辺仁司 外14名
紹介議員 中野 洸君
(要旨)
離島佐渡の振興を促進するためには、佐渡空港2,000メートル滑走路整備がどうしても必要である。
昨年夏のおおさど丸の故障は、観光最盛期、お盆の帰省時期とも重なり、佐渡・本土間の交通や経済活動に深刻な混乱を引き起こし、離島空路の必要性を再認識することとなった。
また、先般の衝撃的な北朝鮮砲撃事件など非常時や災害時の移動手段としても、非常に大きな役割がある。
さらに、佐渡の豊富な観光資源を活用した観光振興、企業立地の促進等、島内活性化を進めるためにも空路は極めて重要である。
しかしながら、民主党政府においては、空港整備勘定を事業仕分けするなど地方空港整備の在り方が見直されたため、実質的に離島空港の整備が不可能という厳しい状況に置かれている。
これまで、佐渡空港2,000メートル化の実現に向けて、用地取得への同意やパブリックインボルブメント実施への同意など、最大限の努力を傾注し、ようやく97.4パーセントの地元の合意形成が図られたところでもある。
ついては、貴議会において、佐渡島民の永年の悲願である佐渡空港滑走路の2,000メートル化の促進について配慮されたい。
また、離島空港の整備促進を強く求める意見書を国に提出されたい。