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平成23年2月定例会(第6号発議案)
平成23年2月定例会で上程された発議案
土肥隆一衆議院議員の議員辞職要求に関する決議
第6号発議案
土肥隆一衆議院議員の議員辞職要求に関する決議
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成23年3月24日
提出者
金谷 国彦、小林 一大、佐藤 純
桜井 甚一、佐藤 莞爾、早川 吉秀
柄沢 正三
賛成者
皆川 雄二、冨樫 一成、佐藤 卓之
市村 孝一、楡井 辰雄、小島 隆
片野 猛、小林 林一、西川 洋吉
岩村 良一、沢野 修、斎藤 隆景
尾身 孝昭、中野 洸、小川 和雄
村松 二郎、帆苅 謙治、三林 碩郎
長津 光三郎、渡辺 惇夫、石井 修
東山 英機、三富 佳一、星野 伊佐夫
志田 邦男、青木 太一郎、松川 キヌヨ
中川 カヨ子、横尾 幸秀、金子 恵美
新潟県議会議長 小野 峯生 様
土肥隆一衆議院議員の議員辞職要求に関する決議
民主党の土肥隆一衆議院議員が日韓キリスト教議員連盟の日本側代表として韓国を訪問し、日本政府に対して竹島の領有権放棄などを求める同議連の共同宣言に名を連ね、発表の場に同席していたことが判明した。この共同宣言文は、「竹島の領有権放棄」ばかりでなく、「侵略を美化した歴史教科書の発刊禁止」なども日本政府に求めており、韓国側の一方的な主張のみが盛り込まれた内容となっている。
そもそも竹島は、歴史的にも国際法的にも我が国固有の領土でありながら、半世紀以上の長きにわたり韓国によって不法占拠されているものである。にもかかわらず、我が国の国会議員が、しかも政権政党の幹部の立場にある者が韓国側の主張に沿う共同宣言に名を連ねるばかりか、発表の場にも同席するという暴挙は、日本国民への許し難い背信行為と言わざるを得ない。領土問題に対する主権意識を欠いた民主党の体質が、所属国会議員の軽率な行動を招いたとの指摘もあり、多くの国民が政権政党としての資質に不安を抱いているところである。
よって本県議会は、民主党所属国会議員が再び、主権意識を欠いた行動を起こさないよう強く求めるとともに、土肥隆一衆議院議員に対し、その政治的、道義的責任を明らかにするため、速やかに議員を辞職することを要求するものである。
以上、決議する。
平成23年3月24日
新潟県議会