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議会報(平成23年2月定例会の概要)
2月定例会は、2月21日に招集された。
開会日の冒頭、議員在職20年の村松二郎議員ほか3議員に対する永年在職議員の表彰を決議し、議長から表彰状及び記念品が贈呈された。
知事提出議案は、経済・雇用対策と明日の新潟の飛躍につながる取組の推進に要する経費、福祉・医療サービスの充実に要する経費、教育環境の整備などに要する経費、安全・安心で魅力ある新潟県づくりを推進する経費などを計上した総額約1兆2224億円の「平成23年度新潟県一般会計予算」、「新潟県暴力団排除条例の制定」、約158億円を増額する「平成22年度一般会計補正予算」など、76件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、国際関係、防災対策、福祉・医療、産業政策、観光振興、農林水産、交通政策、教育など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「新潟県優れたものづくり条例」、「新潟県人と人との絆づくり条例」、「一刻も早い拉致事件解決を求める意見書」、「離島支援の充実を求める意見書」、「東北太平洋沖地震災害に対する支援対策及び抜本的な防災対策の確立に関する決議」など9件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め31件が審査され、採択されたもの3件、不採択13件、保留14件、撤回承認が1件とされた。
会期32日間にわたった2月定例会は3月24日に閉会した。