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議会報（平成23年5月臨時会・6月定例会 正・副議長就任あいさつ）
議長 村松 二郎（むらまつ じろう）
このたび、歴史ある新潟県議会の第89代議長に就任させていただきました。その責任の重さに身の引き締まる思いであり、誠心誠意、議長の職を努めてまいりたいと思います。
今、日本は3月11日に発生した東日本大震災により、終戦以来の未曽有の大混乱、国難を迎えております。
本県でも3月12日に長野県北部地震により、津南、十日町地域で大きな被害が発生しております。過去の大震災の際に、本県がいただいた多くの暖かいご支援にお応えするためにも、東北地方の復興に向け、本県がその支援の先頭に立って全力で取り組んでまいりたいと思います。
また、新潟県には、雇用の拡大、農林水産業の振興、教育・福祉・医療の充実など多くの課題があります。こうした課題のひとつひとつを解決するため、執行部と県議会が力を合わせ取り組んでまいりたいと思います。
私は、中山間地域、豪雪地域、過疎地域など条件の厳しい地域においても、そこが好きでそこで暮らしたいと思う人たちのために、少しでも多くの政策を作り上げたいとの思いで議員活動を行ってまいりました。
このたびの選挙により県議会議員となった議員各位に対しても、地域の皆さんから多くの思いが負託されております。その思いを叶えるため、アイデアあふれる有益な提言で議会が満ちあふれ、本県が益々発展するよう、公平で公正、円滑な議会運営に努めてまいりますので、県民の皆様のご協力を心からお願い申し上げます。
副議長 中野 洸（なかの こう）
このたび、副議長にご推挙いただきました。
県政の発展のため、諸課題の解決に向け、議長を補佐し努力してまいる所存です。
本格的な地方分権時代の到来を踏まえ、本議会が活発な議論の場となるよう、誠心誠意努めて参りたいと思っておりますので、県民の皆様のご協力とご鞭撻を心からお願い申し上げます。
