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平成23年9月定例会(総務文教委員長報告)
平成23年9月定例会 総務文教委員長報告(10月14日)
委員長 桜 井 甚 一
総務文教委員会における付託案件等の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。
まず、知事政策局関係として
新潟州構想については、二重行政による行政上の課題が大きな論点とされているものの、住民視点での必要性の説明が不足していると思われるので、構想実現による住民生活向上の具体的事例を示すべきとの意見。
次に、総務管理部関係として
豪雪対策については、昨年度災害救助法の適用となる地域があるなど依然として冬期間の住民の安全・安心な生活が脅かされているので、豪雪地帯対策特別措置法の特例措置の延長を国に強く求めるとともになお一層の総合的な施策を講じるべきとの意見。
次に、教育委員会関係として
福島第一原子力発電所事故による避難児童生徒については、ふるさとの学校再開のめどが立たないなど将来への不安を抱えていると思われるので、本県において安心して進路選択ができるよう情報提供に努めるべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
請願第11号については、継続審査。
陳情第21号については、委員会の設置目的が意味不明のため、また、監査請求権があり、委員会設置の必要性が認められないため、不採択。
残りの請願 第9号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。
また、本委員会として、「私学助成に関する意見書」を発議することと決しました。
以上をもって、報告といたします。