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平成23年9月定例会(産業経済委員長報告)
平成23年9月定例会 産業経済委員長報告(10月14日)
委員長 楡井 辰雄
産業経済委員会における付託案件等の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。
まず、産業労働観光部関係として
工業技術総合研究所については、技術支援などを通じ県内産業の振興に寄与する重要な機関であるので、機器の計画的な更新や研究員の育成強化などさらなる機能充実に努めるべきとの意見。
次に、農林水産部関係として
漁業経営については、魚価の低迷や漁獲量の減少などから依然として厳しい状況にあるので、県産水産物のブランド化など安定化に向けた取組を一層推進すべきとの意見。
次に、農地部関係として
新潟・福島豪雨災害の対応に当たっては、市町村への応援などにより職員の超過勤務時間が大幅に増加しているので、健康管理に十分配慮すべきとの意見。
以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
次に、請願の審査結果について申し上げます。
請願第12号については、自然エネルギーはベースエネルギーに適さず、当面は、安全性を十分に確保したうえでの原子力発電に頼らざるをえないため、不採択。
残りの請願第10号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。
また、本委員会として、「農業用及び索道用軽油に係る軽油引取税の免税措置の継続を求める意見書」を発議することと決しました。
以上をもって、報告といたします。