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平成23年9月定例会(建設公安委員長報告)
平成23年9月定例会 建設公安委員長報告(10月14日)
委員長 小島 隆
建設公安委員会における付託議案の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。
まず、土木部関係として
日本海沿岸東北自動車道朝日まほろば・温海間については、県北地域の住民の命を守る重要な道路であるので、早期の事業着手に向け計画段階評価の迅速な実施を国に強く働きかけるべきとの意見。
次に、交通政策局関係として
北陸新幹線建設負担金については、協定の破棄により債務は存在しないと主張しているものの、全国新幹線鉄道整備法には建設費用の地方負担が明記されていることから、未納分に対する延滞金の請求などさらなる県民負担が生じることも懸念されるので、国との建設的な協議による早期の問題解決に努めるべきとの意見。
次に、公安委員会関係として
暴力団排除条例については、全市町村での条例化を目指しているものの、いまだ多くの市町村が制定に消極的であるので、暴力団排除に対する県民意識のさらなる醸成に向け未制定市町村に対する働きかけを強化すべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
以上をもって、報告といたします。