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平成23年9月定例会(第43号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003512 更新日:2019年1月17日更新

平成23年9月定例会で上程された発議案

放射性物質を含む廃棄物の適切な処理を求める意見書

第43号発議案

 放射性物質を含む廃棄物の適切な処理を求める意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成23年10月14日


提出者

大渕 健、市川 政広

賛成者

提出者を除き議員全員

 

新潟県議会議長 村松 二郎 様

放射性物質を含む廃棄物の適切な処理を求める意見書

 福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の大気中への飛散により、浄水場などで発生した汚泥や堆肥などから高濃度の放射性セシウムが検出される事案が相次いでいる。
 8月26日、放射性物質に汚染された廃棄物の処理に関する国の責務を定めた「放射性物質汚染対処特別措置法」が成立したが、放射性物質が比較的低レベルの廃棄物については、廃棄物処理法に基づき処理することとしている。しかしながら、放射性物質を含む廃棄物の最終処分については地域住民の理解を得ることが困難であり、一時保管についても多くの自治体が保管場所や保管方法に苦慮している。
 よって国会並びに政府におかれては、国民生活の安全と安心を確保するため、放射性物質を含む廃棄物の一時保管に関する安全基準や処理方法について早急に対策を示し、国の責任において最終処分場を確保するとともに、一時保管や最終処分等に係る経費について全額を措置するなど特段の措置を講じるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成23年10月14日

新潟県議会議長 村松 二郎

衆議院議長 横路 孝弘 様
参議院議長 西岡 武夫 様
内閣総理大臣 野田 佳彦 様
総務大臣 川端 達夫 様
財務大臣 安住 淳 様
厚生労働大臣 小宮山 洋子 様
農林水産大臣 鹿野 道彦 様
経済産業大臣 枝野 幸男様
国土交通大臣 前田 武志 様
環境大臣 細野 豪志 様
原子力経済被害担当大 枝野 幸男 様
原発事故の収束及び再発防止担当大臣 細野 豪志 様

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